バイクポロ春の祭典「Bikepolo Festival 2018」が3月17〜18日の2日間、鵠沼海浜公園とミスコンダクト・スポーツ・コミュニティの2箇所で開催されました。2日目の18日に開催されたリーグ戦「Tokyo Open 2018」の模様をお届けします。
昨年の同時期に開催された「Bikepolo Festival 2017」では2日間ピックアップゲームが中心だった本イベント、今年は1日目にピックアップで友好を深めつつゲーム勘を取り戻し、2日目は事前エントリー8チームによるリーグ戦「Tokyo Open」となりました。
東京エリアを中心に、秋田、愛知、大阪、徳島、長崎からプレーヤーがエントリー。1日目のアフターパーティーは大いに盛り上がったようです。
さて 2日目の Tokyo Open、各プレーヤーの活動拠点がそのままチームというわけではない、という点が興味深いポイントです。集まったメンバーをランダムに振り分けてゲームする「ピックアップ」が象徴するように、チームスポーツであるにもかかわらず、大会／ゲームによってチーム編成を替えての参戦がしばし行われます。
今大会では、昨年のアジア選手権優勝メンバーや世界選手権に参加のメンバー、そしてピッティ・ウォモで開催されたクリスチャン・ルブタン主催トーナメントに招待されたメンバーが異なるチームでのエントリーとなり、それぞれ各ゲームの盛り上げ役となりました。
多くのプレーヤーが眠い目をこすりながら開始となったファーストゲームは、今大会で下馬評の高かった「CHILLIN-CHILLIN」（大阪・長崎・神奈川）と、唯一のショップチームで昨年からポロを始めたばかりの「Team FAT WRENCH」（東京）。
ここから1ゲーム10分の進行で絶え間なくゲームが続きます。ゲームを重ねるごとにヒートアップしていくプレーヤーたち。初めての大会で動きの固かった選手も、普段の練習時のような伸び伸びしたプレーを少しずつ見せ始めます。
会場となったミスコンダクトは、樹脂製のタイルが一面に敷かれたローラーホッケー専用のコート。コンクリートの屋外コートとは異なり非常に滑りやすく、多くのプレーヤーにとって難しいコートだったようです。タイヤの砂埃などを拭って次のゲームに備えます。
また、ゲームの合間には今年10月に開催予定のアジア選手権（神戸）に向けた審判員の体験講習も。最新の国際ルールは昨年の世界選手権代表メンバーからブリーフィング時に共有されました。
優勝争いのほうは、アジアでも屈指のプレーヤーを集めた「CHILLIN-CHILLIN」「ポロドランカーズ」「POLOBITO」による三つ巴が大方の予想のところ、他を寄せ付けない強さを見せた CHILLIN-CHILLIN が全勝で優勝を飾りました。
＜優勝＞CHILLIN-CHILLIN
左から：トクさん（横浜｜世界戦代表）、deesk（大阪｜アジア1位、ルブタン招待選手）。
ハマグチ君（長崎｜アジア2位）は帰路の航空便の都合で一足早く会場を後にすることに。
＜2位＞ポロドランカーズ
左から：マユミ（長崎）、ホンマ（東京｜アジア1位、世界戦代表、ルブタン招待選手）、トミー（東京｜アジア1位、世界戦代表）
＜3位＞POLOBITO
左から：Mambo（大阪｜アジア1位、ルブタン招待選手）、Author（東京｜アジア1位）、Hase（広島）
ブービー賞の表彰もありました。
協賛各社による優勝チーム当てクイズ「トトポロ」の抽選で景品を選ぶ deesk 選手…この日は賞品総ナメでした。
BikepoloJP では独自にゴールランキングを集計して、今大会で得点王となった deesk 選手をサプライズ表彰。編集長愛用の CLT サングラスを贈呈しています。「最後にポロしたのが昨年末の台湾の大会で、若者（チームメイト）の足を引っ張らないか心配だった」とゲーム後に語っていましたが、そのような気配を微塵も感じさせないプレーで会場を魅了しました。
＜Tokyo Open リーグ戦結果＞
＜ゴールランキング＞
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